本当にあった地獄のママ友生活

娘の幼稚園や小学校で繰り広げられた、恐怖のママ友事件簿です。 maumichanは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

ランチ会で恐子さんの隣の席に

 

ワンコインレディコミ常識が通じない女 (ぶんか社ムック)

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ワンコインレディコミ常識が通じない女 (ぶんか社ムック)

「せっかくだから、色んな人のことをよく知るために席はクジにしない?」

 

お店に着いて、みんなが集まるとハキ子さんがこう言いました。

ハキ子さんは既にクジを作って来てくれたとのことでした。

みんなに楽しんでもらうために、クジまで作って来てくれたなんて・・・

その日に集まったのは10人で、他のママさん達も私も賛成しました。

 

が、しかし、そこで恐子さんがボソっと一言。

「別に自分が好きな人と座れば良くない?」

 

・・・・・

いやいや、好きな人と言っても幼稚園が始まってまだ1週間ですよ?

好きも嫌いもないでしょうよ?

仮に好きな人がいたとして、「じゃあ私〇〇さんと座ります。」なんて、なんとなく変な感じになるじゃないですか。

他のママさん達も戸惑った表情をしています。

 

ハキ子: 「どうする?どっちがいい?」

ママさん達: 「・・・・・」

 

ここは意を決して!

私: 「ハキ子さんがわざわざ家でクジを作って来てくれたんだから、私はクジがいいと思います。」

ギャル子: 「私も色んな人と喋りたいのでクジがいいです。」

数名: 「うん、クジにしよー。」

そんなこんなで結局クジになりました。

 

クジの手順は、

まず、席に数字が書いた紙を置く。

次に、ら紙袋の中に数字を書いた紙が入れてあり、それを1人1枚引いていく。

引いた数字と同じ数字の席に座る。

というものでした。

順番にクジを引いていき、わたしの番になりました。

紙袋の中に手を入れて、1枚掴んで開いてみると、書いてあった数字は「7」。

やった!ラッキーセブンだ!

なんて思いながら席へ向かうと・・・

隣に座っていたのは恐子さんでした。

 

(うわぁ・・・マジか・・・)

心の声が出ないように、笑顔で、

「恐子さん、よろしくお願いします♪」

努めて明るく言いました。

返って来た言葉は、

「はぁ・・・。」

またか。

この人好き嫌いが思いっきり顔に出る人だな。

 

席に着き、近くに座っている人達で色んな話をしました。

この時に気づいたのですが、恐子さんは私が喋っても私の方を見ません。

目が合ってもすぐにそらします。

他の人に対してはそんなことはありません。

笑顔を見せて冗談も言って楽しそうです。

でも、私が何か言うとシラけた感じで返事もしません。

 

例えば、

Kくんママ: 「みなさん、何か習い事させてますか?うちはダンスです。」

恐子さん: 「えー!すごい!見てみたいなあ!」

Yちゃんママ: 「うちはリトミックです。」

恭子さん: 「リズム感良くなりそう!どんなことするの?」

って言う感じだったのですが、

 

私: 「うちはピアノを習い始めたばかりです。」

恐子: 「・・・」

ノーリアクション、一瞥もしない。

他のママさん達も、え?何この空気・・・

ってな感じで完全に不穏な空気を感じ取った様子でした。

 

え?なんで?

私嫌われてる?

でも、嫌われるっていってもほとんど関わってないんですけど・・・

他の人への対応と比べても、嫌われているのは確かでしょう。

でもその理由がわからない。

理由なき悪意に晒されて、沈んだ気分のままゆっくり時間が流れていきました。